逆小手 その3(06年9月)
先週に引き続き、逆小手を稽古しました。
しっかり小手抜をして、腕を縮ませたあと投げるタイプです。
まずは砂川先生のお手本です。「20060906-gyakugote-01.wmv」をダウンロード
お手本をもうひとつ。「20060906-gyakugote-02.wmv」をダウンロード
実は小手抜を意識しない場合はひざを柔らく使って逆小手ができています。「20060906-gyakugote-03.wmv」をダウンロード 
しっかりかかとが居付かせができている事が確認されます。
ところが、小手抜を行い、攻者の腕を縮めたときに、攻者が楽な状態になりストッとかかとが降りてしまっています。
3枚目の写真の状態を経由する限り投げるのは難しいわけです。この状態で右足のかかとが浮いていればしめたのもですが・・・
この状態でまずいのは
①右手のみで、小手抜、腕のたたみ、三線への送り、落としを行おうとしていた点です。
結果的に斜め下に引っ張ることになり、攻者の腕が伸びて耐えるのです。
コレを、直すために、右手は三線への送りまでしか仕事せず、落としは合掌の位置で待ち構えた左手で行うことです。コレにより2方向が働きます。ポイントは右手による三線への送りです、2つめの動画「20060906-gyakugote-02.wmv」をダウンロード がわかりやすいですが、先生は押さえ込んだり、引っ張ったりはしません、押す力で居付かせを作り出しています。
このあと、それを理解してできるようになりましたが、残念ながら動画をとり損ねました。
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コメント
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素朴な(レベルの低い)質問で申し訳けないのですが、全ての動画が「鉤手守法なし」になっていますが、「先の先」として捉えて掛けているのでしょうか?
私も(自分の動画内でも実際の場合も)鉤手守法をせずに技を掛ける時がありますが、それは時と場合によっての使い分けとしていますが、拝見した動画は全て「先の先」、「先行技」になっていますが、主旨を教えて欲しいのですが・・・。
本当に低レベル質問で、すいませんが・・・。
投稿: 拳法一代 | 2006年9月 7日 (木) 11時15分
そのような点に気が付かれるまで、熱心に見ていただいてありがとうございます。
で、”鉤手守法”ですが行っております。むしろ不可欠です。
ただ、五指を張る、腰を落とす等の動作は行っていないため、わかりずらいと思います。
例えば9/2の2番目の動画
20060902-gyakugote-02.wmvの2秒あたりで止めてみてください。守者が胸前に手をつけている状態になっていると思います。コレが鉤手守法の状態で。攻者は押しも引きもできない状態になっています。教範にもそのようなくだりがあると思います。つまり崩した状態です。
私たちはこの、”崩れた状態=攻者が攻撃不可能=鉤手守法成功”と考え、鉤手守法の一つの側面だと捉え稽古しております。
はじめは先ほどの位置まできちんと移動して鉤手をして崩すのですが、攻者の崩れる状態を覚え、プロセスを理解すれば、所定の位置まで移動しなくてうまく体を使えば崩す(守法を行う)こともできます。
そのため、「先の先」のように見えるのだと思います。
と以上のようなことが、砂川先生を通じて教えていただいた森先生の技術(鉤手守法の考え方)の一部です。
投稿: hika | 2006年9月 9日 (土) 00時42分
最後の部分の、
コレ直すために...
”三線への送り”とありますが、申し訳ありませんが意味を教えていただけませんでしょうか?
。三線とは、三線の経験則に出てくる「③線は逆足の足刀側と直角の線」の事だと思うのですが、そこに右手で送る?と言う部分が分かりません。
”コレにより2方向が働きます”の部分も申し訳ありませんが教えていただけますか?
投稿: とど(ToDo) | 2007年3月15日 (木) 12時42分
実は3線方向に送るのは重心です。ただし、崩しによって相手の体が緊張し剛体化している事が前提なので、ちょんと3線方向に手を押してやるだけで済みます。
さらに、間髪いれず落しを行うことで極短い時間内に2方向の力が加わります。
3線に送られた力に対応しようとした瞬間に落とされると、落としに対応できず投げることが出来ます。
これは人間が、運動神経を持つ故に外部からの力に無意識に反応してしまい、次に間髪いれず掛けられる力に無抵抗になってしまうからです。いわゆる運動神経の逆用ですが、これを分かりやすく表現したのが多方向以上の力を同時にかける事です。
投稿: hika | 2007年3月16日 (金) 02時08分
超早いレスありがとうございます。
「ちょんと3線方向に手を押してやるだけで済みます。」と言うくだりですが、逆後手の例だと、3線自体は、手の後ろ側(攻者左足と右足のすぐ後ろあたり)にあるはずなので、ほんの少し捕っている攻者の右手を押し戻すようなイメージでしょうか?(あんまり押すと浮き上がった踵が戻ってしまうのでだめですよね)で、直後に下に落とす?今度実験してみます。
ところで、ビデオの中でやられている受身はいわゆる”とび受身”ですか?
こないだ実験したら、背中をしこたま打って…まずは受身からですね。
投稿: とど(ToDo) | 2007年3月16日 (金) 14時45分
おかしな構えで無ければ、逆後手の場合、3線は攻者の右~右斜め後ろにあります。肩をその方向に動かすのがポイントだと考えています。
また、受身についてですが、自ら飛び込んでいる訳ではありません。がくっと落とされるので、危険回避のために頭を内側に入れるとあのように地面すれすれの低い受身になります。いわゆる自ら飛び込んだ受身とは頭の高さが異なります。(自ら跳ぶと高い位置で回ります、低い位置での回転は怖くて出来ません)
ただし、万が一事を考えて、柔法マットの上で、練習することをお勧めします。
投稿: hika | 2007年3月22日 (木) 07時40分